タカノゴルフ

============= 人とは違う喜びを! カスタムクラブ好評発売中 =============

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

これなーんだ?



前にも紹介しているので知ってる方も多いと思いますが、アイアンヘッドのネックの中(シャフトの先端)に詰められているバランス(ヘッド重量)調整用の真鍮です。

重い物では10グラム近くもある、この真鍮(鉛の場合もあります)のせいでヘッドの重心位置が変わり番手によって球筋がバラける原因になったりもします。

写真の真鍮も1セットのアイアンから出てきた物で番手により、かなり違う重量の真鍮を入れて調整しているのが分かります。


さて問題!

なぜ、こんなにたくさんの重りを入れて調整しているクラブがあるのでしょうか?

正解は続きを読む!


正解は製造上の精度の問題もありますが、


安く作れるからです!

コストの問題なのです!



仮に7番アイアンの設計上の重量を270グラムとしましょう。

270グラムのヘッドが出来上がってくれば何も調整しなくても指定のスイングバランスになり問題ありません。

でも製品には必ず誤差がでます。

268グラムのヘッドもあれば272グラムのヘッドも出来上がってしまいます。

268グラムのヘッドは2グラムシャフト先端に重りを足すことで使用できますが

272グラムのヘッドは重量オーバーで使用できません。


ロスです。廃棄です。


つまり、規定より重いヘッドは駄目だけど軽いヘッドは組み立てる時にシャフト先端に重りを足せばOKになるのです。

そこでヘッドを作る時に規定より重いヘッドはロスになるので、270グラムのヘッドでは無く265グラムのヘッドを作るのです


そうすれば、少し重めの268グラムのヘッドが出来てもOK。
270グラムのヘッドが出来たら奇跡!でロスが格段に減るのです。


ただ、設計値より5グラム軽いヘッドを作ってるのですから更に軽い262グラムとか260グラムのヘッドも出来上がります。

260グラムのヘッドが出来たら10グラム足すしかありません。


完成すれば見た目は同じ7番アイアンですが、ネック内部に10グラムも重りが入っているアイアンと何も入ってないアイアン。


同じでは無いですよね!


こうして、ロスは減るけどシャフト先端に重りをたくさん入れた狂ったアイアンが出来上がるのです。

これは全てのアイアンの事を言っている訳ではありません。


ヘッドの重量誤差を最小限になるようにしているメーカーもありますし、ヘッドの重量誤差を重心の位置が変わらないようにバックフェースで調整しているメーカーもあります。

| ゴルフ屋の独り言 | 11:22 | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

PREV | PAGE-SELECT | NEXT